【第137回 新宿御八】

137 回謳粋会の記  会長 若山宏

 

 日本酒選定を初田さんにお手伝いをお願いしていたが、急用で参加出来なくなり、急遽 廣瀬さんにお願いした。彼は「うす濁り霧筑波」を地元筑波から買ってき、私とJR 四谷駅で待ち合わせをして、鈴傳で「鶴齢の純米吟醸」・「東洋美人純米吟醸おりがらみ生」・「純米吟醸出羽燦々」・「菊姫特選純米」を買い、計5 本を持ち、今日の会場へ向かった。30 分前に到着。既に山田さんがいた。店の人と打ち合わせ、雑談をしながら待つ。会場の案内の地図が悪かったのか、今回もなかなか店を見つけられず、周辺を探したとつぶやく人が多くいた。 18:35 予定より5 分遅れで、5人が未着であったが、会を始めた。若山が今回の店の選定理由を語り、コース料理のほかに、烏賊の活き作り(1ぱい4000 円)付けたと話した。

 今回の乾杯の音頭を、何時ものように初参加の高41 卒柳澤道弘氏にとってもらった。氏は関東銀行を早期に退職し家庭菜園などで時間を過ごしているとっていた。10 分過ぎ出席予定者21 名全て揃った。

 乾杯のビ-ルの後、「うす濁り霧筑波」を最初に飲む。甘いがなかなかあっさりしていた。次に「鶴齢」は新潟魚沼産で地元では、八海山を超えると言われていて、甘みやこくがあるが意外とあっさりしている。「菊姫」は良い酒で通っているが、今回の酒はかなり甘く古酒のような琥珀色をしていた。しかし、しっかり私は日本酒であると自己主張していた。「出羽燦々」はあっさりして飲みやすい。端麗である。「東洋美人」日本酒度15 度でかなりの辛口である。あっさりしていて本当に飲みやすい。しかしどれも本当に美味しい酒であった。

 

今日のメニューは 睦月・鍋コース

【小 鉢】 季節のお通し

【お造り】 北海道直送天然鮮魚五種盛り

【しのぎ】 ふぐのにぎり寿し

【焼 物】 甘鯛の西京味噌漬炙り

鴨と葱の越路焼き

【揚 物】 白魚と卸しくわいの磯辺揚げ

【 鍋 】 寄せ鍋

【食 事】 雑炊

【甘 味】 季節のアイス

 

この店は魚の産地直送を謳っている店で、その言葉通り、刺身は活きが良く本当に美味しい。寄せ鍋のカニは、普通だしを取る程度なのだが、食べてもカニの味をしていて本当に美味であった。

活き烏賊の刺身はまるで生きているように見えていて、ぴくぴく動いていた。

特に耳はこりこり歯ごたえが良く美味しかった。足を天ぷらにしてもらい(げそ天)塩を付けて食する。今回のお店も結構満足という声が聞こえてきた。本当に楽しげな笑い声と、美味しそうに飲む酒。何時もの会もあっという間の2時間。

若山の138 回謳粋会は既に案内したとおり2 月27 日の「偕楽園の観梅と大洗でのアンコウ鍋を食する会」で会員の参加をお願いするという言葉で終わりとした。会に参加してという原稿を柳澤さんにお願いをした。

【第137回 平成23年1月 新宿・御八】

137 回謳粋会の記(会長 若山宏)

 日本酒選定を初田さんにお手伝いをお願いしていたが、急用で参加出来なくなり、急遽 廣瀬さんにお願いした。彼は「うす濁り霧筑波」を地元筑波から買ってき、私とJR 四谷駅で待ち合わせをして、鈴傳で「鶴齢の純米吟醸」・「東洋美人純米吟醸おりがらみ生」・「純米吟醸出羽燦々」・「菊姫特選純米」を買い、計5 本を持ち、今日の会場へ向かった。30 分前に到着。既に山田さんがいた。店の人と打ち合わせ、雑談をしながら待つ。

 会場の案内の地図が悪かったのか、今回もなかなか店を見つけられず、周辺を探したとつぶやく人が多くいた。 18:35 予定より5 分遅れで、5人が未着であったが、会を始めた。若山が今回の店の選定理由を語り、コース料理のほかに、烏賊の活き作り(1ぱい4000 円)付けたと話した。

 今回の乾杯の音頭を、何時ものように初参加の高41 卒柳澤道弘氏にとってもらった。氏は関東銀行を早期に退職し家庭菜園などで時間を過ごしていると言

っていた。10 分過ぎ出席予定者21 名全て揃った。

 乾杯のビ-ルの後、「うす濁り霧筑波」を最初に飲む。甘いがなかなかあっさりしていた。次に「鶴齢」は新潟魚沼産で地元では、八海山を超えると言われていて、甘みやこくがあるが意外とあっさりしている。「菊姫」は良い酒で通っているが、今回の酒はかなり甘く古酒のような琥珀色をしていた。しかし、しっかりは日本酒であると自己主張していた。「出羽燦々」はあっさりして飲みやすい。端麗である。「東洋美人」日本酒度15 度でかなりの辛口である。あっさりしていて本当に飲みやすい。しかしどれも本当に美味しい酒であった。

 

今日のメニューは 睦月・鍋コース

【小 鉢】 季節のお通し

【お造り】 北海道直送天然鮮魚五種盛り

【しのぎ】 ふぐのにぎり寿し

【焼 物】 甘鯛の西京味噌漬炙り鴨と葱の越路焼き

【揚 物】 白魚と卸しくわいの磯辺揚げ

【 鍋 】 寄せ鍋

【食 事】 雑炊

【甘 味】 季節のアイス

 

 この店は魚の産地直送を謳っている店で、その言葉通り、刺身は活きが良く本当に美味しい。寄せ鍋のカニは、普通だしを取る程度なのだが、食べてもカニの味をしていて本当に美味であった。活き烏賊の刺身はまるで生きているように見えていて、ぴくぴく動いていた。特に耳はこりこり歯ごたえが良く美味しかった。足を天ぷらにしてもらい(げそ天)塩を付けて食する。今回のお店も結構満足という声が聞こえてきた。本当に楽しげな笑い声と、美味しそうに飲む酒。何時もの会もあっという間の2時間。

 若山の138 回謳粋会は既に案内したとおり2 月27 日の「偕楽園の観梅と大洗でのアンコウ鍋を食する会」で会員の参加をお願いするという言葉で終わりとした。会に参加してという原稿を柳澤さんにお願いをした。

【第133回 西新宿・稲田屋】

133 回謳粋会の記(会長代行 若山宏)

 

 133 回の案内をお送りしてから、メニューの変更をして申し訳なかった。9 月に入り新規メニューを見つけ、このメニュー(蔵元の12 酒◇純米大吟醸 稲田姫◇超特撰大吟醸 稲田姫◇特撰大吟醸 稲田姫◇純米吟醸 稲田姫◇純米吟醸 強力◇純米大吟醸 稲田姫◇大辛口本醸造 伯耆の稲魂◇本醸造 稲田姫◇純米酒 トップ水雷◇純米吟醸 稲田姫 生酒◇純米吟醸 稲田姫 生原酒◇純米酒 トップ水雷 生原酒のお酒を飲み放題)の方が謳粋会にふさわしいと思い、幹事会に諮り皆さんに送付した。 蔵元の酒は同じ米を使いながら、作り方で味が違いということがわかるからである。

 会は3 名がまだ到着していなかったが、予定通り18:30 開始しました。乾杯の挨拶は久しぶりに元気な姿をお見せした露木さんにお願いした。露木さんは篠田会長の後の最初の会長代行だ。遅れていた3 名は乾杯の後すぐに到着。参加者は20 名。 今回の酒の各種飲み放題という企画は蔵元として新たの企画なので力が入っていて、今日飲む酒の説明を店長自らした。この蔵の酒米は山田錦と強力という。その酒米で出来た酒の味わいを飲み比べてと欲しいといわれた。また純米酒・醸造アルコール添加の酒の説明等々も。

今回はどの酒も美味しく、それぞれ試飲してから、その後飲みたい酒を頼んでいた。

 

メニューは

酒肴:前菜盛り合わせ ~塩煎り銀杏・烏賊の麹漬け・茄子と茗荷の味噌漬~

豆肴:湯葉豆冨

旬肴:鳥取網代漁港直送 厳選お造り盛り合せ

炙肴:炙り盛り合わせ ~からすみ・鯖のへしこ・とりのささみ・松茸・えいひれ

汁肴:宍道湖のしじみ汁

煮肴:天然鰤照り焼き

揚肴:活〆車海老の天ぷら

止肴:からみ大根蕎麦

 

 メニューは酒の肴にぴったり。私の趣味ですが、烏賊の麹漬けが甘みが丁度良く酒に良く合っていた。炙り肴で、からすみや鯖のへしこなど、本当に美味しかった。最後の〆のせいろの量は十分であった。

 今回酒の感想は坪井さんにお願いした。また沼尻さんから、氏が主催した「癌に打ち克つ栄養と健康」シンポジウムのDVD を参加者全員にプレゼントしていただいた。時のたつのがいつもの通り早く、あっという間の2時間。締めの挨拶は最年少の永井さんにお願い。次回は持込が出来るお店でということで、廣瀬さんに紹介いただく。

★ 今回は酒の説明を資料として用意した。(以下の抜粋)

http://www3.plala.or.jp/Baldwin/onlyjunmai/syurui/syurui.htm

http://www.kytk.net/index.html

【第130回 がんこ銀座四丁目店】

130回謳粋会の記(会長代行 若山宏)

 有楽町のビックカメラで初田さんと待ち合わせ、今日試飲する酒を仕入れる。会場のがんこ銀座4丁目店に早めに到着。沼尻さんが先に着いていて、仲間が来たとほっとした表情で、話しかけてきた。挨拶の後、あれ申し込みしていましたと問うたら、申し込みをしていないかも知れないとのこと。早速名札を確認。名札がない。早速仲居さんに1名追加のお願いをした。さらに当日申し込みが1名増え、その度に仲居さんに料理の追加をお願いし、座席の用意をしてもらう。

 定刻になり、会を始めた。乾杯の挨拶を始めた途端、遅れていた2名が到着。雑然としたので乾杯を一時中止して、会費を徴収して、席についてもらい、乾杯を再開した。今回の乾杯の挨拶は、武藤明さんにお願いした。彼の話では前立腺の手術を受け、会を欠席していたが、今後は会に参加出来るとの話をしておられた。

 

料理は「男の花道 ひばり」

前菜

大漁造り

韃靼そば茶豚しゃぶ

季節天ぷら

かれい煮付け

季節釜めし

香物

汁物

 

 先付け(前菜)はカボチャ・なすなどの野菜。お造は結構美味しく、特に鯛の刺身は、こりこりとした食感があり美味であった。豚しゃぶは、たれが甘めで、それにわさびを解いて、肉をつけるという方法。これも私にはいけた。天ぷらはエビ天を中心に薩摩芋等。カレイの煮付けは煮付けでした。釜飯は固形燃料で、目の前で炊いていた。会で用意した酒は、4種類で、酒の感想は鈴木さんにお願いして、今回も酒を嗜むことにした。社長の志賀さんからということで、店から純米吟醸の4合瓶2本の差し入れ、普通は純米酒が定番なのですが。

 西川さんが参加者に「サバンナ」という小冊子を配る。初田東進会会報編集長が早速会報に旅行記か何かの記事を依頼。西川さんもここよく引き受けていたので、会報でその記事にお目にかかることになりそう。

 今回も話に花が咲き、談笑の声も聞こえていたが、その中に、シャラップという大きな声が聞こえてくる。佐藤忠さんが興に乗っているなとわかる。山田さんは同期の沼尻さん武藤さんと話が弾んでいる。会も予定時間が過ぎて、今回初めて参加された、高44年卒の斉藤さんに感想を語ってもらった。後ほど感想を文章にしてもらう事を了承して頂く。21:00近く解散。

【第127回 高田馬場 うたげ(宴)】

127 回謳粋会 「宴」の記(会長代行 若山宏)

 18:34 ほぼ定刻通りに会は始まった。当日飛び入りで沼尻さんが参加。計17 名久しぶりの盛会(?)。80 歳を迎えた大塚さんの乾杯の挨拶から生ビールでいつも通りの楽しい会が始まる。

 安井さんが「秋あかり」という山形のお酒と、家にあったといってワインを2 本 差し入れた。若山・木口が四合瓶の日本酒を持参。ダンディな佐藤さんは地図が悪い、さんざん探したが探しきれないといって迎えの方とぷりぷり怒って大きい声で叫んでいた。それは遅れた照れ隠しに私には見えた。(笑い)

 ビールの後日本酒をたしなむ。安井さんの「秋あかり」」純米吟醸であっさりとしている、切れがいい、本当に美味しい。メインのビーフシチュウまでワインをお預けにして、お店提供の日本酒を飲む。八海山本醸造(アルコール添加 )・古酒屋のひとりよがり(鶴岡市)・選抜朝日山(新潟)差し入れの出羽桜(純米吟醸・天童市 )あさびらき純米吟醸新酒(岩手)。最初はうんちくをいいながら、酒をたしなんでいたが、会話が盛り上がって、いつの間にかお酒の量が止まったかに見えた。

 

料理のメニュー

1.ポテトサラダ

2.カレー風味のエビとペンネのマヨネーズ和え

3.焼き物 つぼ鯛(いわき直送)

4.うたげ風鶏のから揚げ

5.ビーフシチュー・ガーリックトースト

赤ワイン6本はオフィスキタガワのカリフォルニア産高級ワイン「サンジョベーゼ」

 

 料理は前菜にお見せ自慢のポテトサラダ、パスタ(ペンネ)の絡め物、鶏の唐揚げ、さらに焼き魚と続く。そのうちにフランスパンのガーリックトーストのやく香りが店中漂う。何ともいわれない香り食欲を誘う。メインのビ-フシチュウが出てきた。柔らかさがまたいい。本当に美味。ガーリックトーストが美味しい。北川さんの高級カルフォルニアワイン(サンジョベーゼ)の赤がよく合う。渋みがいい。これこそ謳粋会の極めつき。方々で会話が弾んでいる。時がたつのが早い。

9 時近くお店の前で、次の客が待機している中、集合写真を撮り、お開きになった。今回は参加者の横手一郎さんにお酒の感想を書いてもらった。

 

酔夢・酒談議

そもそも味覚には個人差があり、同じ物を食べても美味いと思う人もいるし、不味いと感じる人もいる。又 美味いと思っても、これを言葉で表現するのはかなり困難である。

テレビのグルメ番組で試食するのを見ていると、大部分が「美味しい!」、「美味い!」としたり顔で頷くのに尽きるようだ。日本酒に関して言えば、最近では不味い酒はほとんど無くなって、どの酒も標準に達している。従って、誰でも一杯目を口に含んだ時、どの酒でも満足気に「うーむ、これは美味い」と呟くのが普通のようである。

自分はどちらかと言うと、質よりも量の方を尊ぶので、何種類かの酒を呑んでその相違について感想を述べるのは至難の業である。さて自分は関東地方に大量に出回っている越後の酒よりも、山形の酒の方が何となく人情味と温かみが感じられて好きである。山形県には何回も出かけたし、山形の知人は皆さんとても素朴で人情味豊かであるからだろうか。

特に若山さんの推薦する「秋あがり」は、ふくよかな旨みが伝わってきてとても美味しかった。また 呑んでみたい酒である。「出羽桜」は少し甘めなので遠慮したが、「ひとりよがり」も山形の温かみを感じるよい酒であった。越後の酒で、「久保田」と「八海山」は変な割高感があるのでなるべく呑まないようにしている。朝日酒造なら「久保田」より「朝日山」のほうが標準的な酒の味がするのでお薦めである。ただし今回は、「秋あがり」が無くなったので「朝日山」を少し呑んだが、その頃にはかなり出来上がっていたので、どんな味だったかあまり記憶にない。