【210回 平成28年2月 かこいや池袋店】

第210回謳粋会の記(会長 若山 宏)

  今回は第2木曜日が祝日に当たるので開催日 と して適当かどうか不安であった。 幹事会で開催日を変更するのは好ましくないということで予定通り開催日となる。 そこで、参加人数が気になっていた。 だが18名の参加者でほっとした。

 廣瀬さんにお手伝いをお願いし、 池袋西武で待ち合わせ。 諏訪(長野県)の真澄 「うすにごり純米吟醸」 ・佐賀県の天吹「純米吟醸 雄町 生」 ・新潟の「越後雪紅梅 初しぼり純米無濾過生原酒」3本を購入し、かこいや池袋店に向かう。 お店はかなり古く見えるようにした古民家風の造りでの個室でなかなかの風情である。

 定刻になり 1名が未着であったが、 時間がとれたといって最後に参加申し込みをした五十嵐さんに乾杯の音頭をお願いし、 いつもの会を開始することに。五十嵐さんは弟の立青さんの著書 「あなたのまちの政治は案外、 あなたの力で変えられる」 の紹介。是非書店で購入をとの依頼のお願いをした。

 お店は持ち込んだ酒を小分けするとっくりを氷で冷やしていてくれた。 このサービスは大変良いと思った。初めてであったので本当に感激した。 ビールの後、真澄うすにごり純米吟醸から飲む。 宮坂酒造は最近すごくおいしい酒を造っていて、 うすにごり生は初めてであった。廣瀬さんに相談して買うことに。日本酒度-2であったので、甘めであると想像していたが、 さほどでは無い。 意外とあっさりしていて結構飲める。 美味しいと感じた。天吹 純米吟醸 雄町生も美味しい。この酒は少し辛く感じた。結構飲みやすい。 初しぼり純米無濾過生原酒は試飲してこれに決めた。 新潟の酒はあっさりしていて本当に飲みやすい。 中辛で度数が18° 私は原酒が好きなのだと実感した。 本当に美味しい。

 

料理 「荒汐部屋直伝」鶏塩ちゃんこ鍋コース

【先 付】 黒豆豆腐

【造 里】 三種盛合せ 鮪 鰤 真鯛

【菜 鉢】 しらすと大根のサラダ

【魚焼物】 河豚一夜干し 鮟鱇の柚子味噌焼き

【鍋 物】 「荒汐部屋直伝」鶏塩ちゃんこ鍋

【止 肴】 あん肝ポン酢

【食 事】 鮭といくらのわっぱ飯

 

先付けの黒豆豆腐は量が少なくそうかという感じ。 お造りの刺身は活きが良くしかも身が厚く食べると本当に美味しかった。 菜鉢はサラダの量が多く 口直しにも丁度良かった。 鍋物のちゃんこは荒汐部屋直伝のアジで本当に美味しかっ

た。 最後の一滴まですくって飲んだ。 焼き物のふぐはつまみとして最高。 日本酒に良く合う。 鮟肝も美味しかった。 食事のわっぱ飯も〆としては美味しかった。

 会はいつもの楽しい風景を醸し出している。平成卒の人が参加すると会の雰囲気が明るく変わるような気がする。 楽しい笑い声が方々から聞こえてく る。美味しい料理とおいしい酒。何も言うことは無い楽しいひととき仲間(同窓生)で過ごす。

あっという間の2時間。集合写真を撮って解散となる。

【209回 平成28年1月 福の花四谷店】

第209回謳粋会の記(会長 若山 宏)

 今回は山口県の肴と獺祭を含めた山口県の酒たしなむ会である。 お店は四谷駅の直ぐ側福の花四谷店だ。 今回は酒の持ち込みはなし。 お店に着いたらいつも早めに来ている武藤さんがいた。 その武藤さんから苦言をいただいた。 お店がわからず路の人に尋ねてもわからない。探すのに30分もかかったと。新宿通りに面していてビルの上の方に大きい袖看板があるのに・・・・

  今回の参加者数は 17名であったが、 前日に安井さんから不幸が生じたので欠席との連絡。 開始数時間前に菊地さんからねんざした足の痛みが激しくなって今日の会は期待していたのに残念という電話が入った。 早速お店に電話。 店長の好意でキャンセル料がなしになったのでほっとした。今回は新人が参加すると連絡があり、恒例(新人に)の乾杯の音頭をお願いするつもりでいたが会場に来て彼は遅くなりそうだと聞いたので、 急遽飯塚さんに変更し、新年の挨拶を含めてとお願いした。 定刻になり、2名未着であったが、いつもの会を始める。 乾杯の音頭は飯塚さんに。

 獺祭「純米大吟醸」/長門峡「特別純米酒」/原田「純米酒」/雁木「純米生原酒」/男山「銀撰」/東洋美人純米吟醸山猿「特別純米」/山頭火「本醸造」/五橋「本醸造」/宝船「本醸造」/八千代「純米」の内獺祭純米大吟醸から飲むことに。一升瓶を開封して、 小分けして各テーブルへ。さすがに飲みやすい。 すっきりして味わいがある。 吟醸酒の軽い感じ。 飲み後の感じも良い。 美味しく感じる。 次に東洋美人純米吟醸を飲む。 この酒も本当においしい。 飲みやすくしかも酒であると自己主張している。雁木純米生原酒をのむ。これもおいしい。私には原酒が好きなのでこれは美味しく感じた。 しかしこのことは好みの問題でどれも本当に美味しい。結構東洋美人が受けていた。 私はさらに原田の純米酒を飲んだがこれは前のとの差を感じた。

 

料理は

【酒菜】 酒菜盛り合わせ

【冷菜】 冷菜三種盛り合わせ

【鍋物】 牛モツのとんちゃん鍋仕立て

【焼物】 黒かしわ炭火炙り焼き柚子吉胡椒添え

【鮮魚】 鯨赤身刺し

【蒸物】 甘鯛西京漬けせいろ蒸し

【〆】 川棚温泉『瓦そば』 特典として『とらふぐ刺し』が付きます。

 

 酒菜は 山口のウルメイワシ・ノドグロのひもの焼きでこれは美味しかった。板わさは抹茶の練り込みで、橙色をしたのはユヅの練り込みだそうだ、 かまぼこの味がして美味しかった。 豚肉はかの高原豚で薄い味つけで煮込んだものでこれも美味しかった。 トラフグの刺身は切り身が熱く噛むと甘みを感じた。冷菜の梅干しは蜂蜜漬けで甘く柔らかく美味しかった。 鍋物は牛の小腸を大きめに切って物でこれも美味しかった。 出汁も良くきいていて私は好きな出汁であった。 鮮魚の鯨赤身刺しは柔らかくこれも美味しかった。 焼き物の鶏はそれなりにという感じ。 蒸し物は甘鯛の西京漬けのせいろ蒸しであま り西京漬けの特徴がでていないと感じた。 〆は川棚温泉瓦そばでソバが瓦の熱で焼けて香ばしくなるそういうソバであった。 これはこれでああそうかという感じ。

 今回の新人は昭62高卒の池田誠さんで飯塚さんの専攻の後輩ということで、飯塚さんが謳粋会に誘ったということであった。東大の教授ということで結構忙しく、 開始からかなり遅れてきた、 一息ついたところで自己紹介をお願いした。 結構日本酒が好きということで時間がとれれば参加したいとのことであった。

 会はいつもの会。 今回は新人が参加したので方々で彼を囲んで盛り上がりを見せていた。楽しそうな会話、笑え声聞こえてくる。美味しい料理おいしい酒、何もいうことは無い。あっという間の二時間。玄関の入り口で集合写真をとって解散となる。

【208回 平成27年12月 さくら水産池袋店】

第208 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

 今回のお店は忘年会を兼ねさくら水産池袋店である。さくら水産は低価格のお店である。料理は長戸さんに交渉をお願い。当日まで誰を知らない。参加者数は16 名。いつもの年よりは少なめであった。廣瀬さんにお手伝いをお願い。西武池袋店の酒売り場で待ち合わせ。

 試飲販売をしていた秋田の飛良泉 マル飛1901 山廃純米酒と石川県の宗玄 しぼりたて純米生原酒を2 本購入。升新で南部美人 純米吟醸 生原酒を追加計3 本にする。

 参加者は定刻前に続々到着してが、定刻近くになっても2 名が未着であったがいつもの通り定刻に会を始めることに。乾杯の音頭を桜井さんにお願い。ビールが行き届き乾杯の発声で会が始まった。この時期のビールも美味しい。空気が乾燥しているせいだろう。日本酒は「南部美人」から呑む。この酒は特別限定酒とのことだが、本当においしい。日本酒度+5 度で辛口を謳っている。原酒だから呑んだときしっかりした酒の存在感を出張している。呑んだ後すっきりしていて、キレを感じる。私はこの酒が好きだ。「飛良泉山廃純米酒」は日本酒度+1 で普通は甘さを感じるのだがこの酒はそれを感じさせない。山廃の酸味があるからだと思う。すっきりした味わい。本当に美味しいこれも呑みやすい。「宗玄しぼりたて純米生原酒」は新種の香が良く、原酒なので飲み口も良い。辛口でしかも濃醇であるから肴にも合う。私には酒は原酒が美味しい。

 

料理

ゆでタラバガニ

海鮮寄せ鍋

刺身盛り合わせ

鯖の焼き物

先付け

揚げ物

食事

にぎり寿司

 

 席には既に、タラバガニ・鍋・刺身が置いてあり、乾杯の後それらから食す。本来なら先付けなど軽いメニューから始まるのだが・・・・タラバガニは冷凍を解凍した物でパサパサしたものであった。寄せ鍋は本当に美味しかった。出汁がよく出ていた。具は魚が新鮮で特に真螺が美味しかった。刺身盛り合わせはウニが多分バフンウニで甘みがあり、本当に美味しかった。他の魚も新鮮で美味しかった。焼き魚はアジだという人がいてそのつもりでいたが、よく見ると鯖であった。この鯖も美味しかった。先付けは枝豆がそれなりに美味しかった。揚げ物は食しなかった。食事はピザで食事としたが何で出たのかわからない。むしろ締めのうどんの方が良かったと思う。デザートはアイスエクレアで口直しとしては美味しかった。

 会はいつもの楽しい会。メンバーが固定化されてきたせいかかなり和んでいる。方々で笑い声。嬉しいことに飲んだ酒はこれがどうだとかという声が聞こえてくる。そういう声が聞こえてくると酒を選ぶ努力が報われた気がする。本当に時間が経つのが早い。あっという間の2 時間。大野さんに締めの挨拶をお願い。集合写真を撮って解散となる。

【207回 平成27年11月 牡蠣&創作Dining SHIKI赤坂見附店】

207回謳粋会の記(会長 若山 宏)

 今回のお店は牡蠣&創作Dining SHIKI ‐四喜‐ 赤坂見附店の料理で部屋大きさの関係ですぐ近くの「ビアガーデン かき小屋」である。このお店は牡蛎を売りにしていて、今年の収穫の解禁日は半月遅れで、値段が高めに推移しているとの報道がなされていたので多少気になる。

 いつものように廣瀬さんにお手伝いをお願い、四谷の鈴伝で初めて目にする日本酒を購入。奈良の三輪の水で造るみむろ杉 純米吟醸・愛知県西尾市の奥 生<数量限定>純米吟醸原酒・宮城県大崎市の 愛宕の松 純米大吟醸 飛龍の3本である。今回の参加者は当初18名で有ったが、体調不良と突然の用事で2名の欠席者が出て16名となる。お店に着くと既に2名の方がいた。会の場所は結構広く22名が使える広さで、十分すぎる。店の人と打ち合わせ。座る場所の確認をする。定刻になったが珍しく遠距離の相澤さんが見えない。早速確認をとる。近くまで来ているとのことでほっとした。ビールが行き届いたので乾杯の音頭を今井さんにお願い、いつもの会が始まる。

 私は四谷の鈴伝から歩いてお店に来たので、ビールがおいしく感じた。のどが潤ったところで日本酒にかえる。まず西尾市の奥生純米吟醸原酒から呑むことに。アルコール度数が高いと口に入ったときの感じが違う。夏の酒15度だとなんとなく水っぽく薄く感じる。日本酒度+2だけれどこころもち辛く感じる。呑んだ後も味がすっきりしている。この酒はやはりおいしい酒だ。みむろ杉 純米吟醸 山田錦は三輪山の伏流水で造られた酒で、口にすると、さわやかですっきりした飲み心地。この酒もおいしい。純米大吟醸 飛龍は3.11震災で蔵が崩壊し、新たに場所を移して新しく造られた川崎蔵(天賞酒造の蔵)で醸造した酒だそうです。この酒は食中酒で食事と良く合うとのこと、日本航空の機内で利用された酒でそれが評判を得た酒だそうです。純米大吟醸としては値段も安く、飲んだ感じはすっきりした辛口で酸味も有りおいしく感じた。今日の酒も満足である。本当に日本酒は美味しくなった。

 

料理は

三陸真かきのオイル漬け

たっぷりチーズのシーザーサラダ

生カキ3個盛り。カクテルソース添。

新鮮 本日のお刺身三種盛り合わせ

合鴨の赤ワインソース仕立て 合鴨→牛肉

真サバ 西京漬け焼き

shiki特製 かき土鍋飯

本日のデザートアイス

 

 牡蛎のオイル漬けはビールのつまみとして本当に美味しかった。サラダは新鮮でこれも美味しい。生牡蛎は三種類のソースが付いていて、それで食してみたが、それぞれの味が合っているとは思わなかった。私にはレモン紅葉和えの味が好きだ。次に土鍋飯出てきてそれは大変美味しかったが、飯がでてくのは速すぎると思った。これで飯を食しすぎると後の酒が美味しくなくなる。出す順序を考慮すべきだと思う。出された合鴨がどう見ても牛肉で有る。店からの説明が無い。最初に変更を伝えるべきだと思う。真さばの西京漬けは、西京漬けの甘さが感じられなく、〆さばにしては酢が緩い。何か良くわからない感じ。デザートのアイスクリームは量も多く締めにはぴったりであった。

 会はいつもの楽しい会。方々で楽しい笑い声。本当に打ち解け合った姿が目に付く。時が経つのが早い。あっという間の2時間。最後に集合写真を撮って解散となる。

【206回 平成27年10月 鮮や一夜 八重洲店】

 第206 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

  今回は東京駅八重洲口のすぐ側、海の幸の新鮮さを謳っている「鮮や一夜 八重洲店」である。廣瀬さんにお手伝いをお願いし、四谷の鈴伝で待ち合わせ。安井さんが日本酒を持ち込むと連絡があったので、どこの酒を持ってこられるのかを確認。長野の普通酒ということなので、普通酒ということの意味を安井さんに伝え、飲む量を考えて日本酒3 本を購入することに。

 和歌山県の雄町 純米吟醸雑賀・長野県上田市の亀齢 ひとごこち純米吟醸(ひやおろし)・茨城県笠間市(友部)の郷の誉れ 純米大吟醸である。

 お店は改装が終わったばかりのようで、大変きれいであった。隣の部屋は空席で私たちだけの利用で貸し切り状態という感じ。相澤さんが今年も全員に栗を持参。ありがたくいただく。参加者メンバーにない佐藤さんが現れる。佐藤さんは参加の連絡をしたという。お店と交渉したが、料理は間に合わないとのこと。長戸さんがアルカルト料理に変更と言うことで話し合いが着く。参加者は17 名となる。

 定刻になり、いつもの会を始めることに。ビールが行き渡ったので、乾杯の挨拶は鈴木さんにお願い。湿度が低いせいかビールがおいしい。お店に頼んで冷やしていたお酒を飲むことに。最初は茨城の郷の誉れ 純米大吟醸。この酒は須藤本家、日本最古の創業を謳っている。値段の高い酒山櫻桃(ゆすら)で知られている蔵である。しっかりした酒の重さしかも柔らかく呑みやすい。本当においしい。次の雄町 純米吟醸雑賀は名前の通り雑賀衆の一員で、明治に創業とのこと。この酒もしかりできていてさわやかな香りで、酸味も有り丁度よく飲みやすい。本当においしい。最後の亀齢ひとごこち純米吟醸(ひやおろし)もおいしかった。アルコール度数は15 度と低めだが、酔いが廻っていたようでそれもまずく感じさせない。日本酒度もマイナスなのに甘さを感じさせない。呑み後もすっきりしていておいしかった。私には飲み続ける(後になるほど)ほどに日本酒らしく感じられた。本当に日本酒はおいしくなった。

 

料理

【先 付】 西山酒造の酒粕豆冨

【前 菜】 〆鯖の南蛮漬け、冷やしナス胡麻たれ、里芋の田楽

【サラダ】 10品目の彩りサラダ

【お造り】 海の幸 四点盛り合わせ

【煮 物】 金目鯛と根菜の煮付け

【蒸 物】 茶碗蒸し

【焼 物】 牛カイノミ肉の炙り焼き

【お食事】 海鮮とイクラのバラちらし

【甘 味】 本日のデザート

 

 先付けの酒粕豆腐はチーズのような味で酒のつまみに良く合う。前菜の里芋や冷やしナスもおいしかった。サラダはサラダである。トマトが新鮮であった。お造りの刺身は小さすぎて味が良くわからない。煮物の金目鯛は軽い甘たれでおいしかった。焼き物の牛カイノミ肉は香ばしく、しかも柔らかいので本当においしかった。こんなおいしいのは滅多に無いと思う。デザートもおいしかった。料理はなかなかの物で満足である。途中で長戸さんが体調不良でリタイヤというハプニングがあったが会はいつもの会。方々で楽しい会話の花が咲いている。笑い声が聞こえてくる。

 時間の経つのが早い。あっという間の2 時間。一階路上で記念写真を撮って散会となる。

【205回 平成27年9月 鰻の山ぎし】

205 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

  今回のお店は恒例の千駄木鰻の山ぎしである。あいにく台風17・18 号の影響で関東に大雨が続き、100 年に一度の特別大雨警報が、栃木県・茨城県に出ていたので開催を心配していたが、東京はその影響が少ないと判断し予定通りに行うことを決めた。24 名参加予定であったが、2 名の欠席で22 名となった。

 廣瀬さん・桜井さんにお手伝いをお願いし、伊勢五本店で日本酒を購入。選んだ銘柄は新潟県の鶴齢特別純米酒 山田錦・長野県の大信州 秋の純米吟醸・奈良県の篠峯愛山 純米酒・茨城県の来福 純米吟醸超辛口・岩手県の赤武 純米ひやおろしの5 本である。

 定刻になり、3 名が未着であったが、いつもの通り会を始めることに。乾杯の挨拶を予定していた人が見当たらないので、電車が止まることを覚悟で参加した横手さんにお願い。いつもの会が始まる。遅れていた2 名が到着。小野さんが仕事の関係ではかなり遅れると事前に連絡があったのでほぼ揃う。

 乾杯のビールの後、廣瀬さん推奨の鶴齢 特別純米酒から呑む。最初は甘く感じるがそのうち辛く感じる。しっかりした落ち着いた酒である。本当に美味しく感じる。大信州秋の純米吟醸は少々辛口ですっきりした軽く感じで飲みやすい。これも美味しい。篠峯 愛山 純米酒は奈良の酒で、奈良の酒は普段あまり飲まないので、買ってみた。しっかりした味わい。なかなか美味。これも美味しい。赤武 純米ひやおろしは3.11 震災で大槌町から移住した蔵で造られた酒である。この酒もしっかりできていて美味しかった。来福 純米吟醸超辛口は茨城の酒で、いつもの味わい。本当に美味しい。私はこの酒が好きである。

どの酒も最近はあまりはずれがない。日本酒は本当に美味しくなった。寺村さんに自己紹介をしてもらう。寺村さんは奥さんが中国人で、仕事も中国関係で何かの斡旋らしい。今日もこの後仕事をしなければならないのでといって酒を遠慮していた。

 

料理

前菜は姫サザエ・うな巻き・梅の酒漬けの三種。お酒の友にはうってつけ。美味しくいただいた。

先付けは佐久の鯉の洗い。これもここでしか味わえない。洗いをやっているお店は少ない。

焼き物は鰻の肝と焼き鳥。鰻の肝もあまり苦くなく、みずみずしく本当に美味しかった。

冷や奴の薬味はオクラ・ショウガ・ミョウガでこれもおいしかった。鱈やカボチャ・ナスの甘酢漬けは口直しとして合っていた。食事はいつもの鰻重でたれが甘すぎなく私は好きである。

 

 遅れていた小野さんも登場。会はいつもの賑わい。美味しい肴においしい酒。楽しそうな会話の笑え声。お土産の注文をとり私の仕事は終わりと呑むことに専念。時が経つのは早い。あっという間の2 時間。集合写真を撮って散会となる。

【204回 平成27年8月 JSレネップ】

第204 回謳粋会の記(会長 若山宏)

 暑い夏なのでビールをと考えドイツ料理とドイツビールということで、今回のお店はドイツ居酒屋 JSレネップである。幹事会で、以前利用したことがあり、なかなかいい店であったということですんなり決まった。お店の人と打ち合わせ。料理の選択を参加者に聞くと言うことに。

 定刻前に全員集合。今回の参加者は11 名である。お盆の真ん中であれば仕方が無い。乾杯の音頭を星川さんにお願い。いつもの会が始まる。ビールはドイツのレーベンブロイ。味は軽めでしかも柔らかい。結構呑みやすい。白ワインはリューデスハイムKLOSTOR。味は少々甘めまあそれなりの味であった。

 

 

 

料理は

ドイツソーセージ盛合せ

ジャーマンポテト-グリル&ビネガー-

ザワークラウト(キャベツの酢漬け)

プレッツェル (

ほうれん草ときのこのサラダ

ポテトファンクーヘン(ドイツ風お好み焼き)チーズグリル

アイスバイン(骨付き豚すね肉の塩漬け) ボイル

【選択A】(1 品選択) ①ドイツ産生ハムの冷製

②ニシンの酢漬け ③スパイシーピザ

【選択B】(1 品選択)①牛肉ビール煮込み ②ロールキャベツ

のチーズグリル ③ドイツ風オムレツ・ドイツパン盛合せ

ドイツパン盛合せ

デザート

 

 料理の選択は全員同じにしてくれと言うことなのでA はニシンの酢漬け、B は牛肉ビール煮込みを選択。ソーセージやキャベツの酢漬けやジャーマンポテト-グリルはそれなりの味でそうかという感じ。プレッツェルは初めて食したが私には美味しく感じなかった。ポテトファンクーヘンはお好み焼きというよりピザという感じ。それなりに食べられた。ドイツ料理はこういう物かという実感はした。お腹もふくれまあまあ満足であるが、押しつけが厳しく申し越し選択が有ればなお良いと思った

席が狭く移動がなかなか困難であるのに結構楽しそうないつもの会であった。

 時間の経つのは早い。あっという間の2 時間集合写真を撮ってお開きとなる。なおこのお店は大野さんの記憶によれば初めてのお店で、以前利用したお店とは異なっていたことがわかった。

【203回 200回記念 平成27年7月9日 主婦会館スイセンの間】

203 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

  今回の謳粋会は200 回謳粋会の記念行事として、四谷の主婦会館(プラザエフ)で行われた。謳粋会の幹事会で,200 回はどのようにするかという議論を1 年前からしてきた。大枠は普段と変わりなく、大げさで無くしかし行事としてはしっかりして行うという大枠を決め、企画責任者を久松さんにお願いして、進行してきた。

 主な催し物は演者との時間が合わなく演奏企画は露と消えた。そして参加者がじゃんけんで賞品をという意見があったが、くじで全員に賞品が行き渡るが、賞品に差をつけると言うことで決まった。お土産は久松さんが焼いたぐい呑みを提供することも。

 定刻になり初田さんと長戸さんの進行で会が始まる。長戸さんの開会宣言の後、会長の若山の挨拶・東進会会長飯塚さんの祝辞・君山幹事長の挨拶、その後前東進会会長の大野さんの乾杯と続く。今回の参会者は44 名 。今回の回は東進会の当番幹事の慰労を謳粋会でと飯塚会長より申し出があり喜んで承諾した。

 今回もいつものように、初田さんにお手伝いをお願い、四谷の鈴伝で日本酒を購入。新潟の〆張鶴 純・愛媛の石鎚 純米吟醸 緑ラベル・秋田の阿櫻特別純米酒・山形の上喜元純米吟醸超辛・鳥取の日置桜特醸純米酒・長野の信州亀齢純米吟醸 ひとここ計6 本。いつもと比べて購入本数が少ないのは立食形式ではあまり日本酒がはけないという私の経験則からである。

会はいつもの通り楽しい会。初めて参加の人も楽しそう。

 

料理は以下の通りのコース。それに寿司を追加した。

トマト、モッツァレラ、夏野菜のサラダ

パルマ産プロシュート 柑橘類添え

クロワッサンのシーフードサンド

ハーブソーセージのソテーとジャーマンポテト

的鯛のムニエル ハーブのソース

イベリコ豚のロースト ~マッシュルームと青ネギのソース~

鱧の竜田揚げ レモン餡かけ

冷製担担麺

フルーツデザート

 

 イベントとして企画したくじ引き大会は大変楽しかった。賞品の高額品は日本酒四合瓶ですべて茨城産と決めていた。番号札は一番から五十番までで適当に賞品に貼り付けた。当日の参加者数は44 名なので、当たりが出ない賞品が残ることも。各自に小野さんが作った番号くじを引いてもらった。誰が何番かはわからない。初田さんの絶妙な司会で会場は盛り上がる。司会がそれでは開封してとのサインで各自の番号がわかる。しかしそれがどの賞品が当たるかはわからない。賞品があるところで該当する番号を見てわかる。空籤なしなので全員に当たるが賞品はピンキリで結構盛り上がった。六個の賞品が残ったがそれはじゃんけんで決めた。 ほんとうに楽しい会で会った。

 校歌を斉唱の後、前謳粋会会長代理中村さんの閉会の辞で会は終わり、集合写真を撮って解散となる。

【第202回 平成27年6月 (木) パッチョオイスターバー】

第202 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

 今回のお店は生牡蛎を提供する渋谷 パッチョ オイスターバーで道玄坂にある。廣瀬さんにお手伝いをお願いハチ公前で待ち合わせ。TOKYU Food Show(渋谷駅地下)で日本酒とワインを購入。 廣瀬さん推薦の秋田のまんさくの花純米吟醸酒「杜氏直詰ピンク」限定品とワインはお店で一番売れているワインを購入する。今回の参加者数は13 名である。

 定刻にほぼ全員集合。ビールが全員に配られたので乾杯の音頭を川俣さんにお願い、いつもの会が始まる。 丁度良い飲み心地。ビールがすごく美味しく感じた。担当者が牡蛎の料理を生か、焼きかを問うたが、最初は生の方も結構希望者がいたが、生で大丈夫かと問うと2 名になった。私は焼きより生が好きなので生にした。この店はオイスターバーなのに。

 お店には酒を持ち込むと言っていたので、日本酒を白ワインと同じように氷で冷やしてくれ、デカンタで出してくれた。ワイングラスで飲む日本酒も美味しい。純米吟醸酒「杜氏直詰ピンク」は日本酒独特のあの甘さがあんまり感じられない。日本酒度は+7 だから辛口であるが、本当にすっきりして私には美味しく感じた。オゥ フィル デュ タン(フランス)・コートアダミ - ヴァルポリチェッラ(イタリヤ)の赤ワインを飲む。価格はリーズナブル値段でそれなりの美味しかった。ワインの評価は私にはできないので、他の人の感想では結構いいワインだと言っていた。

 

料理は

本日の生牡蛎 または 焼き牡蛎)

カラスミを散りばめた本日の鮮魚のカルパッチョ

彩り野菜のバーニャカウダ 大柿町・高森本店の黒鯛味噌のフォンデュソース

イタリア各州から ハム5 種盛り合わせ

広島県漁連より 牡蠣フライ 自家製タルタルソースで

和牛”元就”の牛筋を混ぜ込んだ トリッパ屋さんの煮込み

自家製フォカッチャ(食べ放題!)

本日のおすすめパスタ

尾道・大洋ポークより 瀬戸内六穀豚のグリル

 

 最初にパンとオリーブオイルが出てきた。パンはもったりした感がしてそれほどには美味しく感じなかった。次に出てきた生ハムは美味しかった。五色の生ハムはそれぞれに特色があったがどれがどれだか名前がわからないで感想の表記のしようがない。バーニャカウダはソースが黒鯛味噌使用で特徴があるこのとだが、それはそういう物かという感じ。カルパッチョは食しなかった。牡蛎フライのタルタルソースは市販のとは異なり、具が大きくその意図はわからなくないが具が牡蛎の味を阻害しているような気がする。煮込みはそれほどでもなかった。牛すじ煮込みは味が濃くなければという感じ。パスタは美味しかった。最後の豚のグリルは出す順序として間違いでは。かなりお腹が一杯なのに肉がでてくる。辛口に評価したが全体的に料理は美味しかったし、お店のサービスも良く合格点のお店であったと思う。

 今回は東進会総会月。参加者数は少ないと思っていたが13 名の参加者は納得できる数である。参加者は常連達。雰囲気はいつもの楽しい会。ほんとうに楽しい。美味しい酒美味しい料理。楽しいひととき。 あっという間の2 時間。集合写真を撮って解散となる。

【第201回 平成27年5月 (木) 台北夜市池袋本店】

第201 回謳粋会の記(会長 若山 宏)

今回のお店は台湾料理の台北夜市池袋店である。会として台湾料理は初めてである。

西武池袋店で刈穂純米生原酒 蔵付自然酵母仕込 にごり(秋田県)と聖槽場直詰生特別純米酒(群馬県)2 本を購入。グーグル地図を見ると指示している場所にお店がない。一角を2周するが見当たらない。お店に電話して案内を頼み、何とか到着した。

会員が続々と現れるが、あれっと思われる人の顔が・・・・。本人から私を忘れたのですかと尋ねられたが、今日の参加者名簿にないので、驚いた顔をしてしまった。早速一人追加のお願いをした。突然現れたのは鮏川さんで同期の池和田さんが誘ったと言うことであった。参加者は18 名となる。

定刻になり未到着者がいたが、ビールが行きわたったところで乾杯の音頭を鮏川さんにお願いいつもの会が始まる。日中30 度近くまで気温が上がったのでビールがうまい。

日本酒は刈り穂の純米生原酒から飲む。この酒はわずかだが炭酸のピリ辛感が残っていて飲みやすい。原酒なのでアルコール度数も高い。本当に美味しい。聖槽場直詰生特別純米酒は試飲の時、山田錦の純米吟醸より飲みやすく感じた。しかも値段が安い。この酒も原酒でアルコール度数が高い。結構いける。私は途中から瓶だし紹興酒に変え、中国本土と台湾紹興酒の両方を飲んでみたが、その差違は私には良くわからなかった。

 

料理は

1. 六種前菜の盛合わせ

2. カニ入りフカヒレスープ

3. 大海老のチリソース煮

4. あわびのオイスターソース煮

5. 手作りスープたっぷり小籠包

6. 高菜入り皮付き豚の角煮

7. 海鮮入りおこげ

8. 台湾季節野菜炒め

9. カニ入り炒飯

10. ゴマ揚団子

11. ぷるんぷるん杏仁豆腐

 

本来ならばシジミの醤油付けが台湾料理に欠かせないのだが、コースにはないので、アラカルトで注文するつもりでいたのだが、当日シジミがないと言うこと残念だった。前菜はそれなりに美味しかった。スープは長戸さんが小分けしてくれてそのテーブルの人たちに平等に配られた。エビのチリソースも美味しかった。小籠包も美味しい。料理は特別台湾料理と自己主張するほどの特徴は私には感じられなかった。

会はいつもの会。方々で楽しそうな会話が続いている。笑い声も聞こえてくる。本当に参加者がなじんでいるのが良くわかる。元気で楽しく酒を酌み交わす長生きの秘訣のように思われる。本当に時間の経つのが早い。あっという間の2 時間。集合写真を撮って散会となる。